2泊3日

本日から2泊3日で彼の実家にお邪魔。（挨拶、ではなく、気軽にお邪魔するという表現がピッタリと思われる。）

6日の早朝バスで出発。今日は晴れ。
バスの所要時間はなんと6時間。途中停車があるとは言え長すぎる・・・
でもJR使っても数十分しか違わないらしい。
しかもこれで終わりではなく、島なのでその後フェリーで約1時間半。
丸1日かけての帰省・・・彼が帰省するのは盆正月のみだけどこんなに時間かかるならグッタリだろうなと実感。

夕方頃到着。
フェリーターミナルには仕事後のお母さんが迎えに来てくれていた。お母さんには2年位前に一度あったことがあるので特に緊張もせず普通に挨拶してお話。
お家は車で15分位の海沿い。裏がすぐ海で潮のにおいがする。（漁業ではないけれど）でも海沿いの古い家ではなくまだ築10年弱くらいのキレイで広い家だった。
お土産を渡すと喜んでもらえて一安心。弟さんとも初対面。挙動不審風な動作が彼とソックリ(笑)
ご飯の前に彼と2人で近くの温泉へ。茶色いお湯ですごく鉄の匂いがする温泉だった。

帰宅後晩ご飯。お父さんは仕事で遅くなるということでお母さんと弟さんと4人で食事。今日はお寿司屋さんのお寿司とオードブル。おいしかったけど7人前もあるので明らかに皆食べられず残してしまった。

10時過ぎにお父さんが帰宅。初対面で緊張。
彼から聞く話ではワンマンな父親だよ〜って聞いてたけどさすがに初対面時にはわからず。でも島の男って感じの人だった。
ちょこちょこと話をして就寝。（お客様用のお部屋でした）

7日朝、ぐっすり寝ているところを（他人の家でも安眠する私)彼に起こされる。「ウニ漁あったって！今朝はウニ丼だよ」
親戚が漁師さんというコネクションで取れたてのウニを大量に分けてもらったとのこと。ザルの上にむきたてのウニが・・・実が大きい。しかも実がオレンジ色の高級なバフンウニ。
それをご飯の上に好きなだけ！のせてウニ丼として食べた。すごい贅沢・・・ミョウバンにつけていない採れたてのウニは味が濃くてとにかくおいしい。旬は過ぎているとのことだったけど私にはとてもおいしかった。

おなかいっぱい食べた後は彼のナビで島内観光。
幸い今日も快晴。さほど見るところもないけれど初めての景色はどこも自然いっぱいできれいだった。途中お土産を購入したり、ソフトクリーム食べながらのんびり日光浴したり・・・。展望台が多く、上まで100段登るなんて所が多くて結構運動になったかも。

夕方帰宅。今日はお父さん準備のバーベキュー。
ホタテ、エビ、焼き鳥などなど、メインはやっぱり殻ごとのウニ。たわしのような大きさのウニを焼いて割って食べた。生とはまた一味違ってとてもおいしかった。
快晴だったので海に沈む夕日もキレイに見えた。

バーベキュー後また彼と温泉に行き、帰宅すると何故かまたご飯が・・・(苦笑)さすがにご飯は入らなかったのでウニのお吸い物と今朝釣れたホッケの煮付けをいただいた。ううう〜どれを食べてもおいしい。絶対島に来てから食べ過ぎだなぁ。
10時頃になると皆ソファーやら床でゴロゴロし始めた（私がいてもお構いなしの様子）ので私も日中の疲れが出て眠くなったので早々と就寝。

最終日。
6時頃、何となく外が騒がしいなあと思って窓から外を見ると・・・
昆布干しの作業が行われていた。家ギリギリまで昆布のじゅうたん。
近所なのでご両親や弟さんもお手伝いの様子。
こうして有名な高級昆布は作られるんだなぁ・・・。ちょっと手伝ってみたかったけど皆完全装備（ゴム手に長靴、日よけなど）だったのでひやかしに出る事はできず眺めていた。

今日はお昼過ぎの飛行機で帰札するのでそれまでは裏の海で足だけつかってみたり、のんびりしていた。っていうか彼は昼寝してるし・・・

お昼過ぎにお父さんの車で空港まで送ってもらった。
お土産に燻製やウニの一夜漬けまでもらってしまった。社交辞令だけど「また来て下さいね」と言われて一安心。

実家に帰宅後彼宅に帰宅報告＆お礼の電話を入れて旅は終了！
私の父には彼の実家に行ったとは言わず（うるさいので彼氏がいることも教えていない。ちょっと可哀想？）友達の実家に数人で押しかけたと話し、お土産を広げた。（母はもちろん知っている)
酒飲みなうちの両親には燻製も一夜漬けも好評。私が買っていった昆布の佃煮もおいしくてよかった。